こんにちは!DNPハイパーテックマーケティング部です。
先日、2021年8月24日(火)~26日(木)オンライン開催されました、日本最大のゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC2021にて、弊社システム営業部担当者がスポンサーセッションに登壇しました。
今回は、セッション内容の振り返りと講演資料へのアクセスについてご案内いたします。
ご興味がございましたら、講演資料もご覧いただければ幸いです。
1.講演内容振り返り
CEDEC2021のスポンサーセッションでは、「PC・モバイルゲームアプリへの攻撃と対策ポイント( Android / iOS / Windows )」というタイトルで講演を行いました。今回はAndroidを例にしたMOD(改造アプリ)の解析対策についてポイント部分を抜粋し解説します。
前提としてアプリに対する攻撃にはクラッキング(不正な解析・改ざん)という行為があり、その攻撃から被害を防ぐためには、多様化する解析に応じた多角的な保護対応策が必要です。主な解析方法と対策として以下が考えられます。
MOD(改造アプリ)とは、ゲームアプリの機能に改造を加えたもので、Modificationの略となります。例えば、MODを使用すると攻撃を受ける数値が0pointとなるなど、都合の良い内容に改変されます。MODと一言で表現しても、攻撃手法は複数の段階的なアプローチが考えられるため、それらを阻止するためには攻撃アプローチに応じた対策が必要です。具体的には解析への対応として「PC、エミュレータ等の解析ツールの動作を阻止」解析用のファイルの追加への対応策には「ファイルの改ざんを検知、ファイルの難読化、暗号化」が必要です。
このように、1つのチート・クラッキングの行為を取ってみても多角的な防御策が必要になるため、その他の攻撃の可能性も考えると多様化する攻撃への総合的な保護対策を実行するということが重要になってきます。
2.講演資料へのアクセスについて
当日使用しました講演資料へのアクセスは以下のURLから可能です。(※資料ダウンロードにはCEDiLにて無料の会員登録・ログインが必要です。)https://cedil.cesa.or.jp/cedil_sessions/view/2449
↑今回の講演内容について興味があるという方、セッションを見逃したという方がいらっしゃいましたら、是非こちらからアクセスいただければ幸いです。
※会員登録ページ:
https://cedil.cesa.or.jp/registrations/regist
3.最後に
CEDEC2021に参加して感じたことを講演者に聞いてみました。
コメント
CEDEC2021に講演者として参加し、ゲームの制作技術の発展とともに、アプリへのクラッキング・チート行為にも様々な手法が出てきている為、講演を通して少しでも対策の重要性が伝えられたらと思いました。
現在、アプリへのセキュリティ対策を検討しておられる方は、是非、CrackProofでアプリの堅牢化をご検討ください。
すでに被害に遭っている方も、弊社にご相談ください。
またマーケティング部としても今回CEDECオンライン開催への出展は初めての試みでした。オフラインでは直接お客様の顔を見てお話したり、反応を見たりコミュニケーションが取りやすい環境でしたが、オンラインでは少し難しい面も感じました。それはお客様も同様かもしれません。
セッション内容を見て興味を持っていただいたり、疑問に感じたり、もう少しここが知りたいということがございましたらお気軽に問い合わせいただければ幸いです。
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