こんにちは。研究開発部です。
CEDEC2019 2日目参加してきました。
初日レポートは以下を参照してください。
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CEDEC2019に参加しました! | Technology Note
それでは、2日目レポートです!
リバースエンジニアリングとチート事例から学ぶセキュリティ対策
本日、私は、当社のスポンサーセッションでスピーカーを努めさせていただきました。たくさんの方にご来場いただき、ゲームのチート対策に対する関心の高さを改めてで実感することができました。ご参加頂いた皆様、動画をご視聴いただいた皆様、本当にありがとうございました!
今回のセッションは、逆アセンブラを使ったシンプルな攻撃を例に挙げて、チート対策の重要性をお伝えしました。ゲームというコンテンツは、非常に独自性や多様性に富んでいるため、セッションの中で全てのチート対策の事例を取り上げることができなかったのが心残りですが、今後も、チート対策に取り組んでいきますので、ご要望・ご質問等ございましたらお伺いできたらと思います。
以下は他セッションについてのレポートです。
チームの力でアイデアを絞り込む!メンバーが納得できる最適なアイデアを選ぶだけでなく、チームの団結力も高めるアイデア絞り込み手法
神奈川工科大学 中村様の少人数チームでのアイデアの絞り込み方についてのセッションでした。単純に、ブレインストーミングを行なっても全員の同意を得る結果を生むことが難しいという課題に対して、オススメするアイデア絞り込みアプローチの紹介があり、非常に参考になったので紹介させていただきます。
- STEP1: 多重投票
- STEP2: 投票結果によるアイデアの取捨選択
- STEP3: 投票理由の共有 ★
- STEP4: 評価軸の設定 ★
- STEP5: 評価軸に沿った点数評価
- STEP6: アイデアのブラッシュアップ ★
★の付いているSTEPが、肝となる箇所だそうです。
当社でもブレストによるアイデア出しを行うことはありますが、評価軸を決め、総合的に点数が高くなるように、アイデアをブラッシュアップしていく過程は、実施したことがなかったためぜひ試してみたいと思いました!